手洗いは大事! 食品衛生学実験(2年生)
2021年12月23日 | 授業関連
食品衛生学実験「手洗いの効果に関する実験」の発表会を行いました。🙌
学生たちには「手洗い条件」の情報はあまり伝えていません。
学生たちが考えた様々な「手洗い条件」を試した結果は❓
効果が得られる手洗いの条件は!
手洗いの時間は・・・・・20秒以上🚿
水だけでも良いけど、石けんを使ったほうがもっとよい!🧼
その後は、キレイなものでしっかりと拭いて乾かす!✨
アルコール消毒は必要に応じて行う!🧴
となりました。
少し、一般的なエビデンスとは違いがありますが、細かいところは後半で解説します。
その後、クラス全体の結果などを検証し、
<手洗いの啓蒙活動(ポスターなど)>📜
を各班で提案してもらい、投票を行いました。
🏅1位は手洗いの方法が書かれたポスターとなりました。👏
「手洗いするのひよっているやついる?
いねぇよなあ❗❗❓」
少し乱暴なセリフですが、実は、、、
週間少年マガジン(マンガ雑誌)の人気作品ですね。
版権もあるので少し画像はぼやかしてありますが、なかなか上手い絵でした😲
ちなみに2位は、
こちらも流行りの「ピクトグラム」などを取り入れたシールですね。🚼
手洗いが必要なシチュエーションの場所に貼っておくことでの効果を期待するものですね。
その後は、皆でクリスマス気分を少し出しつつ、手洗いについて語らいました😄(授業ですよ😳)
現場に出たときには、今回の授業を思い出して、手洗いの指導をしっかりとやってもらいたいですね。
追記:理想的な手洗いについて
多くの研究者が手洗いについて研究しており、そのポイントだけを紹介します。
1 水道水だけでも効果はある
2 すすぎは30秒
3 石けんがあればより効果が増す
4 きれいなものでしっかりと水気をとる
5 アルコール消毒は乾くまですり込む
水道水だけでも効果があるとしているのは「日常的な手洗いとしてOK」と研究されているようです。
すすぎの理想時間は30秒ですが、
今回学生が20秒とした理由は、
30秒は時間が長く感じられ続かないのではないか?
この時期は水が冷たいから続かないのでは?
などから最低限やってほしい時間として提案されました。
ちなみに10秒以内だと皮膚常在菌が皮膚表面に出てくるなどで菌数が増えてしまうことがあります。
キーワードとしては、
「日常的手洗い」と「衛生的手洗い」
がポイントになってきます。
どのように違ってくるのでしょうか?
どうです?「手洗い」学んでみませんか?